22日、井川町議会のみなさんが議員定数と議会運営の関係などで視察に見えられました。
井川町議会は、再来年の改選期をひかえ定数削減などがひとつの課題となっているようで、平成の市町村合併をひとつの機にして、それまでの定数を4名減じ10名で運営しているわが議会の体験などをたずねるための視察でした。
井川の遠藤政勝議長さんは県町村議会議長会の副会長で、議長会の運営で共にしごとをしている間柄でもあり、こちらは副議長と議会運営委員長同席のもと互いにざっくばらんの気持ちで質疑応答を交わしていただきました。
多様な考え、意見を代表するからこそ成り立つ議会なので、「安易に一定限度を踏み超えてしまう定数削減はすべきでない」というこちら側の考えのもと、村の議会がたどってきた経緯と現状を説明いたしました。議員定数は、単にいろんな比較数値としての数ということだけではなく、議会機能を果たすための骨となる「多様性」と切れない関連があるからです。
私からは、加えて、ジェンダー平等を念頭に「構成員の半分ほどは女性であるのがこれからの議会のあるべき姿ではないか」ということも申し上げておきました。わが議会も、なるべく早くそういう面でもより多様な構成の議会となってほしいものだと思っております。