県町村議会議長会の理事会がきのう開かれました。この会議に先立ち、同議長会の正副会長会議も開催。
二つの会議では、令和3年度会計の決算と、11月に予定されている県市議会議長会と合同の「知事との行政懇談会」の要望・提案等の内容を協議。今後の会活動の日程などを確認し合い、議会運営や当面する課題等で意見を交わし合いました。
会議前に話題にのぼったのが今年のお米の収量の低さ。予想したよりもなお収量が低くなった現状が口々に語られました。「今年は青米が多い」という方がかなりおられるようです。「カメムシ被害が山間部だけでなく平野部にもかなり及んでいる」と語る方もおりました。
わが家も、正規出荷できない二番米(青米)が例年よりかなり多くなりましたが、村内のある農家の方も「青米が通常よりかなり多かった」と語っていました。まだ村全体の状況をお聞きしていませんが、おそらくわが村でも、「減収と青米多し」は同じ傾向ではないでしょうか。もう一つの関心事、村内のカメムシ被害はどうでしょうか。
稲作農家はここにきて、燃料や資材費の高騰に加え、「想定を上まわる減収」という状況におかれる可能性が大きいようです。全体の結果はまもなくわかるでしょうから、もし減収が現実となった場合にはなんらかの行政支援策がこの面でも求められてくると予想されます。
秋田への往来で目につくのは、今年の稲の倒伏の多さ。圃場で天を向いてごく自然に立っているところはごく一部で、ほかのほとんどの田んぼはベタッとつぶれた稲状態です。今日からは晴天が続くようでよかったですが、雨天の後の倒れた稲の刈り取りには、みなさん大変な難儀を強いられるでしょう。ムリして事故などおこさぬよう万全の注意をはらい作業にのぞんでほしいものです。