秋をつげるキノコ

お盆を過ぎたら夜朝は涼しくもう村は秋。風の通り道にたち隙間が多く風通しの良すぎるわが家は、寝具も重ねをひとつ多くしたいほどの気温になりました。

CIMG0317-1CIMG0325-1CIMG0327-1CIMG0329-1CIMG0332-1CIMG0335-1CIMG0338-1CIMG0343-1CIMG0349-1こうなると秋キノコのはしりとなる菌類たちも活動がさかんになるのでしょう、わが家ではよく食べるホウキタケの仲間のキノコ(村のキノコ通はハギモダシとよぶ)が顔を出しはじめました。

今年は例年に比べて一週間以上発生が遅れているようで、これは干天続きが影響したのかもしれません。

湯がいてわさび醤油などで刺身風に、味噌汁に、あるいは旬のミョウガや秋ナスなどとともに炒め物に、一夜漬けにと、ハギモダシは、食べられるホウキタケの仲間と同じように多くの料理に応用がきく、食通にとってはうれしいキノコです。

※このキノコ、図鑑などで紹介される「ハナホウキタケ」とそっくりです。ハナホウキタケは毒キノコの仲間に含まれています。わが家に連なる家系や、村のキノコ通の家々では100年、あるいは江戸の頃からおそらく食べているハギモダシですが、もちろん一度も毒キノコという症状が出たことは伝え聞いておりませんし、私も60年近く毎年、年に何度も食べていますが子どもから大人までだれ一人として中毒を患ったことはありません。しかし、毒キノコとされているのですから、掲載の写真と似たキノコは、食べないようにして下さい。菌類の世界はまだまだ未知の分野が多いそうです。おそらく、毒とされるハナホウキタケとは、わが家などで食べるハギモダシは違う種なのかもしれません。

▼23日、山内・三又とわが岩井川部落、二つの集落の自治会、部落の役員交流会が開かれました。恒例の催しで、わが村のパークゴルフ場でプレーを楽しみ、今年の開催地当番は三又側なので後段は山内に向かい、南郷温泉で懇親をさらに深めあいました。

昔から岩井川龍泉寺の檀家さんが半数近くおられる横手市山内三又集落は、むかしの郡境峠をはさんだ岩井川集落と相互に縁戚関係が多く、役員が親戚同士ということもめずらしくありません。「オメデぇのアバぁ元気だがぁ」「ジィさまぁ、マメだがぁ」などと、交流会ではあちこちで身内のよもやま話も交わし合われていました。