「カメムシ防除の薬剤散布をおこなってから一週間以内に畦の草刈りを」が、一昨年あたりから変更となった防除基準で、こちらもやっと昨日今年4度目の田のクロ(畦)草刈りを終えました。
先日、東京へ往き来の新幹線車窓からのぞむ宮城、福島、栃木、埼玉などのたんぼは、南に下がるにつれて稲穂の色づきが村よりはるかに進んでいました。わがたんぼは、あともう一度、最後の草刈りに汗を流す本田作業仕上げの9月半ばを残しますが、その頃には、北のくにの稲穂もすべて黄金色に染まるでしょう。
季節は秋入りですが、夏ミョウガが活きのいい姿で顔を出していたらしく、自家用として収穫のまっ盛りです。「今年は、もう秋ミョウガも出ているらしいから、雪降りが早いかも」などというたとえ話もちらほらと聞こえる山里です。
この野菜は人によって好き嫌いの別が大きいようですが、私にとってミョウガは、薬味などという食材次元をこえて、むしゃむしゃとそれだけを食すほどの好物、元気の源。漬け混んだミョウガがあったら、年中食欲もりもりです。