きのうは「わらび座夏の特別公演22」へのご招待をいただき仙北市田沢湖のわらび劇場へ向かいました。
低気圧が北上通過中で大雨を心配したものの、往き来とも豪雨とはならず安心して公演を観ることができました。
18日~20日までの3日間限定でおこなわれている「特別公演」は、わらび座の役者総出演というまさに豪華メンバーでのミュージカルナンバーと歌舞のステージ。舞台は70分の熱演に沸きました。開演前には、来賓を代表して猿田秋田県副知事のご挨拶もありました。
公演の全体を貫くテーマは「人のほんとうの幸せとは何か」ということと受けとめました。とりわけ今日の社会に大きく横たわる他者の尊厳をふみにじる「欲」の表れと、その対極にある他者への尊重、人の命の大切さ、人と人のつながり、連帯の大切さを深く考えさせられる公演でした。
公演の案内状はその結びで「少しでも人の世をのどかにし、人の心を豊かにする文化芸術を通して、子供たちに感動を届け、地域を元気にすることで社会に貢献してまいる所存です。」と記しております。各演目に寄せられた観客の熱い拍手は、座のみなさんのその心にこたえ響くものとなりました。まさに、文化・芸術は人の生きる力となるのです。座のみなさん、感動の公演ありがとうございました。