北海道、東北町村議会議長会の会議

北海道、東北町村議会議長会の会長・事務局長会議で23日、24日は北海道へ。会議は札幌市内で行われました。

政府や関係機関への今年の要望をまとめるとともに、秋に予定されている全国大会にむけて北海道や東北から提出する要望などを協議する会でもあり、開催地を持ち回りにしての集いです。今年は北海道が当番地というわけです。

会議は北海道庁舎すぐそばのホテルポールスター札幌で行われ、①原子力災害からの復興・再生②高速交通体系の整備促進③農林水産業の振興対策強化④水田農業の持続的発展にむけた対策強化⑤国際リニアコライダーの誘致実現⑥地方創生とデジタル社会の更なる推進の6つの要望を政府や関係機関に提出するこことし、全国大会へは交通体系の整備促進等に関する要望を届けることにしました。

各県からの要望のなかには、水田農業の持続的発展について「水田活用の直接支払交付金」に触れ、水田の機能が維持されている場合は水張りしなくても交付金の対象にすることなど、産地の実状を充分配慮することなどの内容も新たに盛り込まれています。

24日には小樽市内にも短時間入りましたが、札幌、小樽、新千歳空港と、修学旅行生をはじめ観光客の姿がずいぶん多く見られるようになりました。札幌市内のタクシーの運転手さんも「観光客が増えつつある。早く以前のようになってほしい」と語っていました。

帰りの航空便は折からの警報級の大雨や強風のために遅れや大幅遅れが続出。こちらの乗る便も、予定通り出発はするものの「天候によっては新千歳に戻るか、仙台か羽田へと行き先を変更することがある、あらかじめご了承を」という旨のお知らせが搭乗前に流れました。しかし離陸後の天候はやや落ち着いたようで、厚い雲の中を少し揺れて飛んだ便はほぼ予定時刻で秋田空港に着陸しホッとしました。

▼23日の早朝4時少し過ぎ、消防の副団長から電話が入っておりました。22日にまた須川高原でタケノコ採り遭難が発生したようでその救助への出動連絡です。しかしこちらは出張もありそれには応えられずです。今年一度目の遭難事例とほぼ同じ場所のようで、悪天のためヘリによる空からの捜索は困難となるなか、地上の捜索活動で遭難者は午後に無事救助されたと団長から連絡が入りました。遭難者は、やはり湯尻沢を下り危険地帯の渓谷に入り込んだようで、それを予見した救助隊の捜索が無事救助につながったようです。

▼26日は集落の共同作業で、早朝5時から林道作業道の柴木と草刈りに出務でした。いろんな団体の道や水路等の柴木と草刈り共同作業はこの後もう2回予定されています。こうした共同の力もあって、農山村の道や山や水路はまもられ続けるのですが、高齢化などもあって、山の作業道はそろそろ集落まかせではなく業務委託きりかえが迫られる時がくるでしょう。新たな村の総合計画もそうした道路の維持管理をかかげていますから。