30日に開会する村議会6月定例会議を前にして、議会運営委員会と議案説明の全員協議会がきのう開かれました。
会議は、30日から7月13日までの日程ですすめられます。今会議には、監査委員の選任同意案件、新型コロナ対策などの一般会計補正予算案、簡易水道の工事請負契約案件(入道配水池築造工事)などの議案が提出されます。
午後には、今定例会議に提出される秋田栗駒リゾート(株)の経営状況報告に関連しての説明も全員協議会で行われ、リゾート(株)側との質疑応答が交わされました。
▼田んぼそばの野にはカンゴ(クワ)の実につづきトズラゴ(クマヤナギ)の実も完熟しています。桑の実とくらべたらおいしさはぐんと下がりますが、それでも昔の児たちはその特有の甘さを求めてよくもぎとったものです。食通の方は果実酒などでたのしまれるようです。
いま黒く見える実は昨年夏に花が咲き、実がそのまま冬を越し一年をかけて熟したもの。実をつけたまま豪雪の冬を経るというめずらしい植物で、ちょうどこの季節は、新たな花と一年越しの実がいっしょに見られる時です。
同じ田んぼ脇には、フタリシズカもひっそりと花を開いています。春先に咲くヒトリシズカ、そしてこのフタリシズカと、同じセンリョウ科の種だそうですが、おもむきのある名前をよく考えつけたものですね。