栗駒山荘の大規模改修にともなう建築工事と機械設備工事の2件の契約案件などをふくむ議案審議で臨時会議がきのう開かれました。
建築工事は契約額が61,578,000円で横手市の(株)大和組と、機械設備工事は契約額が89,650,000円で(株)ますだ機工とそれぞれ契約するものです。議案はすべて可決されました。
会議を終えるにあたって、糯田正宏副村長と鶴飼孝教育長から5月末での辞任意向の発言がありました。5月末で佐々木哲男村長が退任(5月の村長選には出馬しないことを表明)するのを受けての表明です。
▼臨時会議をはさんで全員協議会も開催されました。全員協議会ではいつものように堤出予定議案の詳細説明がまずなされました。暫時休憩して本会議後に再開された協議会では、別の協議案件として議会側から要請していた「地熱資源調査事業について」の説明を受けました。地熱開発を計画している業者と村が関係したこの間のうごきの経緯や今後にむけた考えなどをたずねたものです。令和元年12月定例会議の閉会時前の村長発言以来、この件に関する会議の場での具体的な経緯報告・説明を久方ぶりに受けました。
議会としては今回の協議会をひとつの契機として、調査を計画しているという業者の動向や内容などを見すえ、これら再生可能エネルギー全体の課題について質疑や質問、調査活動などを通してむきあってゆくことになると思います。
村内でうごきのあるこの課題では、つい先日NHKの報道などで触れられたことなどもふくめマスコミ関係の関心も深いようです。きのうも全員協議会としてはめずらしく一部報道機関の方々や村民の傍聴もありました。
▼きのう午後は成瀬ダムに関する期成同盟会の総会と研修会が開かれ横手市役所へ。今年度は国交省東北地方整備局主催によるダム本体工事の定礎式がまもなくの5月14日に計画されています。