先輩、恩師逝く

元村議会議員の後藤作氏(93歳)が26日にご逝去され、きのう葬儀が執り行われました。同じ26日には、小学校時代の恩師であった鈴木望先生も89歳で亡くなられております。

後藤氏が村議会選挙にはじめて挑戦したのは昭和50年(1975年)。当時の村の議員選挙としてはめずらしい街頭宣伝の候補者カーを仕立て、後藤氏の脇でこちらも多くの応援演説に立ちました。

その後の後藤氏の5期20年の議員活動における村民要望課題でも、ともにとりくんできたことがあまりに多く、ご遺体を前にしてそれら活動の日々に思いが遡りました。

恩師の鈴木先生は、岩井川小学校5、6年時のこちらの担任でした。社会人となってからも先生とはいろいろとつながりが深く、夜中に友と連れ立ち旧武家屋敷が並ぶ横手市上内町のお宅にまで押しかけたことなど、長くお世話になったことが思い出されます。

今年1月末には議員活動を共にした柳邦夫氏、そして今度は後藤作氏と、先輩の元議員の皆様が、そして今度は恩師もと、次々と別の世へ旅立たれてしまわれました。自分が71歳の高齢になったということは、お世話になった多くの方々がそういう年齢に達しているということ。

若い時や幼い時の日々を共にした方々が亡くなられる度に深いさみしさを覚えます。自分が高齢者の仲間入りをするというのは、そういうつらい別れの数も増えるということなのですね。

▼おだやかな天気が続くようになったきのう、妻が、風除室にとりこんでいた少しの鉢物を外に出していました。沈丁花の鉢だけは花盛りで香りがよく、そのまま室内に置かれたままですが。

屋外に出されたサザンカにはまだ咲き残りのつぼみがありますから、もうしばらくは冬の花も観賞できそうです。