団員の構成も年々若返っています。ということは、大会を経るごとにこちらと団員のみなさんとの歳間隔が離れていくということであり、狭い村ながら、「ん、どこの地区の方だろう?」と、団員さんの出身地区がすぐにはわからないことが多くなっています。
団員には、関東方面から村に移住されて久しいSさんやKさんもいます。訓練大会で彼らが小型ポンプ操法や規律の部で、分団や班のみなさんとしっかりと技の披露につとめている様子を目にすると、「よく、がんばっているなぁ」と毎年感心します。
それぞれの地域分団には役場の若手職員の顔もみられるのが最近の特徴で、SさんやKさん、そして役場の彼ら、地域の若者もふくめ、団は、村の将来を担う若者たちが絆を深め合う組織としての役割も果たしているはず。むかしは青年会、いまは消防団。団の若者たちは、村活性化のひとつの象徴ともなっています。
▼村の花「やまゆり」が咲き始めました。もう少したてば、わがたんぼの土手は花でいっぱいになり、特有の香が漂います。河岸台地のあちこちではカッと照る真夏の陽射しによく似合うカンゾウも蕾を開きはじめました。