定例会議終える

19日、3月定例会議を予定通り終えました。

豪雪の支援対策にともなう予算案の追加補正審議では、当初の運営日程を急きょ変えるなどのこともあった定例会議でした。定例会議後にも雪処理対応での予算補正の必要が生じ、25日に臨時会議が開かれることになります。

積雪量は例年の豪雪本部設置時と変わらなかったのに、あの一定期間のいっき降りによって屋根や農業用ハウスの被害が異例の多さ、大きさとなった今冬の豪雪。それに新型コロナワクチン接種の国、県がらみのうごきも生じてきた2月~3月でした。

豪雪の暮らしには慣れていても、今冬はまさに災害級の雪を体験したわが村。今冬のことを今後の議会運営にも教訓として活かさなければと思っています。

村はいよいよ本格的な雪解け、堅雪シーズン入りです。これからは、昨日、今日のように雨天が多くなりヒラ(底雪崩)が多発します。昭和42年と49年の村では、これから以後の雪崩によって6人の命が奪われた悲惨な事故が2件発生しています。国道の春山除雪や栗駒山荘開業準備などで山地の道路を通る方々はくれぐれも注意が必要となります。人里でも斜面などからの思わぬ落雪の危険もありますから、みんなで注意し合いたいものです。

人里の小川では雪解け水が絶えず流れ、それらが注ぐ成瀬川はもう川面の笹濁りがあたりまえとなり、流量と勢いが増してきました。いよいよ春です。村もさあ春です。