冬本番分かれ目の日か

立春を過ぎてからもっとも厳しい冬本番が戻ってきました。

まもなく旧暦の小正月がやってきます。例年この時期の県南地方は、かまくら、ぼんでん、犬っこ、竹打ち、紙風船上げなど伝統の小正月行事でにぎわうのですが、今冬は新型コロナ禍で観光客の多いそれらほとんどが中止や規模をずっと縮めての開催予定となっているようです。

昨日朝は30㌢前後の新雪で真冬日。今日も寒中と同じ吹雪で真冬日が予報されています。でも、豪雪の村の人々は「冬本番は小正月行事の冬祭りが行われる頃まで。それを過ぎれば雪のピークは終わる」と、長い暮らしのなかで季節が移り変わる節目の時が2月半ばであることをとらえています。

予報は、今日あたりまでは大雪への注意を告げていますが、それ以後は通常の2月らしい予測をしているようです。雪寄せしていても横なぐりに吹き付ける雪が眉毛について真っ白。吹雪で顔が凍るほどに厳しい今日ですが、今週で「最も厳しい冬」とはお別れできるだろうと期待感をもちはじめた小正月前です。

吹雪にまみれる家