5日に開いた災害対策特別委員会の打ち合わせ会議。会議では、村内の被害状況を確認し合いながら、被害の現状や豪雪対応で課題となる箇所の視察を特別委員会として16日に行うこととしました。
豪雪と向き合う諸課題には、村だけでなく全国の特別豪雪地帯に共通するものもあり、全国的な視野で課題解決策が求められています。それらの中には先進の教訓もあると思われますので、これまで以上にほかの豪雪自治体から学ぶことも重視したいと思います。
▼村の2月から雪解けにかけての季節は、一年のうちで野の生きものたちが食の確保にもっとも苦労する時と記しました。
そうした兆候は、鳥や獣たちの様々な動きで知ることができますが、我が家ではたとえばアオゲラの動きでもその様子を観察できます。
我が家のそばを棲息範囲としているらしいアオゲラが一羽いて、秋以来、柿の実を食べたり周囲の幹に留まって虫をつついている姿を見かけてきました。ところが、つい先日は、そのアオゲラが家の軒に止まり天井のボードを激しくつつきました。その音は、ちょうど木の中の虫を探して食べようとする時のドラミングといわれるあの連続音で、木ではなく軒にいる蜘蛛か何かの虫をとらえようとボードを嘴でつついた時に出る音です。
実は数年前にもそんなことがあり、軒のボードに2箇所の穴をあけられたことがありました。穴を空けられるだけでも困りものですが、その穴に今度はスズメバチが巣をつくるという二重の被害があり大迷惑をしたことがあります。以後、2年ばかり軒への穴開けアオゲラはやってこなかったので「あの世へいったのかな?」と安心していたところへの、タタタタタタの今回のツツキ音です。
特徴的な音なので「あっ、またアオゲラだ!」と、響き音のする軒に駆けつけ「コラーッ」と大声を出したら、軒から大きなアオゲラが飛び去りました。
軒のそばには豊かに実をつける柿の木があり、その実を食べるアオゲラを秋に写真にしておきました。軒をつついたのもおそらくこのアオゲラでしょう。我が家の軒天ボードは、よく見られる鎮守の森の社などのように、そのうちアオゲラにつつかれ続けて穴だらけになってしまうかもしれません。