文化の日の午後、ほんの一時でしたが思わぬ晴れ間が広がりました。このお天気に誘われ自宅そばの里山を散策。歩きのお目当ては、きのこのコナラ(シモフリシメジ)です。
村の里山は今が落葉の真っ最中。いっぱいの落ち葉を傘に載せながらシモフリシメジは生長のピークをむかえています。
こちらの採り慣れた場所での発生は比較的良いようで、このキノコ特有の菌列が、いい形の株でいっぱい見られました。
高貴な香りのするこのキノコは柄が白肌。大きさが手頃で形に品があります。こくのある旨味とサクサクとした食感も特徴で、我が家ではすまし餅(雑煮)の具として重宝扱いされます。一箇所での採取量がやや多めなこともこのキノコがひろく人気を集める理由のようです。採ったキノコは早速雑煮でいただきました。
シモフリシメジのそばには、これもおいしいキノコの晩生ヌレンボウ(ヌメリササタケの仲間)が粘液に覆われた傘を広げて見られました。
林の中は、遅くに色づいたモミジの赤や黄が目立つようになっています。このモミジ葉が散り終える頃になれば村は冬本番へと近づきます。きのうは、まずは1台の車のタイヤを冬用に交換しました。