生きものたちの世界には多くの不思議がいっぱい。
私が日頃感じていることのそんな不思議の一つがハッチョウトンボ。
このトンボに不思議を感ずるのは、世界最小のそのハッチョウトンボが村や日本の沼沢地で見られるということ。
生きものたちの世界でも昆虫界はその種の多さ、数の多さでほかを圧倒しているでしょう。そんな中、広い地球には、日本やアジア南部だけでなくほかの国にもっとたくさんのトンボがいて、その中にはハッチョウトンボより小さなトンボがいても不思議でないと思うのですが、どうした訳か日本にいるハッチョウトンボが世界最小ということです。
世界最小のハッチョウトンボは、アカトンボの名で呼ばれるアカネトンボの仲間たちよりもさらに紅色を濃くした体色をもつ、まさに「アカトンボ」そのもの。