交通・防犯指導隊初出式

11日は、村交通指導隊、防犯指導隊の初出式。

先日出初め式を終えた消防団、そしてこの日の初出式にのぞまれた交通指導隊、防犯指導隊は、村民の安心安全をささえる活動をしている柱となる組織。

村内の日常生活で、命の安全ともっとも身近に広く深く関わってくるのは、車社会における交通安全課題であることはどなたも認めるところと思われます。とりわけ、高齢運転者の増加や、夕暮れ時の歩行などによる事故は、高齢化社会にともなう交通安全のために村でも大きな課題であります。隊のみなさんには、ひきつづき、村民への事故防止活動にいっそう励んでくださることをお願いしたいと思います。

SNSの世となり、社会のしくみが全体として広範化し、あるいはグローバル化しています。身体に危害が加わる犯罪、あるいは窃盗、急速に増えている特殊詐欺などにむけた防犯活動の重要さは山村も都会もほぼ同じようになっています。地域住民と一体のくらしをしている防犯指導隊のみなさんが、住民からの情報に敏感となり、組織の目的とする役割を果たされることは防犯の原点だと思われます。

地域ぐるみでの交通安全活動、防犯活動こそ、事故や犯罪を防ぐ一番の力になると思われますので、そのカナメとして活動されているみなさんの益々のご精進をねがうものです。

こちらは、一週間ほど前からの風邪がまだ治らず咳も止まらずで、みなさんへのご迷惑を考え、この日は式典だけの出席とし、後段は急きょご遠慮しました。

▼先日記しました平良の故菊池義之助氏(画人・号は彩雲)の画について、我が家にあるのはこの間載せました画だけと思っていました。ところが、8日に掛け軸の下げ替えで数幅ならべたら、もう一幅、花鳥と翁・媼(おうな)をあらわす彩雲の吉祥画もありました。

ご参考のためにその一幅も今回ご紹介しておきます。これらの画は著名な画家が描いた作品の模写のようですが、素人の私には、趣味、アマチュアの世界を一歩抜け出た作品のように見えます。

▼もう1月も半ばの寒中。それなのに今朝の我が家のまわりも村の山里も、雪解け時のような土肌の多い景色となっています。14日でのこういう雪の少ない村は近年ではめずらしいこと。しばらくは強力寒波の襲来も見込めないようですので、雪寄せや雪下ろしに動く時間が極端に少ない冬がまだまだ続くのかな。