次々と森の精たち

来週11日に行われる一般質問は、4日正午までに5人の議員から通告が出されました。

きのうはそれら質問通告に目を通したり、決算案などに再度目を通し、議会としてもっとも重視してあたらなければならない村政の主要課題は何かを私なりにとらえています。

正社員の人材確保もふくめた第三セクターの経営改善は、そのうちの一つです。

▼稲刈りができるだけ順調に進められるよう、田んぼの排水をさらによくするのもこの季節の大事なしごとです。そのためきのうは田んぼの中に入ってぬかるみ状態をたしかめました。このところの断続した雨天などで、窪地では足をとられるほどのぬかるみも。雨天続きでよく乾かなければコンバインがはかどらないような所も何箇所かあります。

我が家もそうですが、排水が悪くてかつ粘土質で土深く、さらに窪地の多い田んぼを刈り取る方は「今後の晴天を、何よりも祈る」の思いでしょう。

そうした合間に自宅裏の里山へ。そこも、この間の里山と同じようにサンゴのようなハギモダシが真っ盛り。手のひらよりはるかに大きな塊もあり、このキノコ独特のきれいな菌列も見事です。林内にはチンダゲ(チチタケ)やウスヒラタケもちらほらと見えます。

ウスヒラタケは早速味噌汁でいただき、大量収穫のハギモダシは「塩蔵して、冬のデゴ汁(大根汁・おでん風鍋)に」と家族は塩蔵の支度にとりかかりました。

里山では、アシベニイグチの仲間、真っ白なシロオニタケの仲間やクサウラベニタケの仲間のような毒種もふくめ、食不適、食毒不明のキノコたちもいよいよ数を多くしています。

最後の2枚の写真の大きいキノコは、ミズナラとアカマツ混じりの林に毎年顔を出す私は名前のわからないキノコです。上品な香りをもち、おいしいキノコと推測されます。これと似た毒キノコはあんまりありません。今年は写真だけにしておきましたが、いつか少しの試食をしてみようかなとも思っています。