小花を愛で、山菜は初物を

14日ときのう、つまり村議選の前後となった両日のひととき、道路沿いや湧水脇に咲く野の花を眺めに立ち寄り、か弱い山菜の新芽も目にしました。

花は、キクザキイチゲの仲間やフクジュソウはいずこでも観られるようになっていますが、ショウジョウバカマとカダゴ(カタクリ)、それにミズバショウは今年はじめてのご対面です。

か弱い山菜の新芽は、コゴミとアザミ。摘み取るのに申し訳ないような弱々しい小株ですが、こういうのは菜を食べるというよりも、菜の香りをいただくといったほうがよいでしょう。

妻は翌朝、細かく刻んで味噌汁に初物をパッといれてくれました。いっしょに摘み取ったユギノシタキノゴ(雪の下きのこ・エノキタケ)も具となり、アザミの初春の香りがお椀のなかでほんわりとひろがりました。