二つの入学式

5日は、午前、午後と小・中学校の入学式。

つい先月、保育園を卒園、小学校を卒業したばかりの子どもたちですが、会場となった体育館に入場する時の希望に満ちた、そしてちょっぴり緊張した姿、それになんといってもその初々しさと元気な返事は、会場全体をぱぁっと明るくしてくれます。

新入生をむかえる在校生のみなさんも進級したばかり。こちらも、卒業式からわずかの日数しか経っていませんが、ひとつ学年をあげ、一年生をむかえてか「またひとつ成長した表情になっているな」と私には見えました。

クラブに関係なく在校生全員による楽器演奏に合わせて入場する中学校の入学式も、歓迎の心がよくこもっていてうれしいものです。

小学校でも、中学校でも、君が代や校歌に続いて、村の小中学生が作詞し、大館出身の橋本祥路先生が作曲した東成瀬賛歌ともいうべき「ふるさとの歌~悠久の風にのせて~」が子たちによって合唱されました。

いつ聴いてもほんとにすばらしい詞と曲。全国のみなさんに紹介したいほどに誇れる歌ではないかと私は感じています。

今朝はよく晴れましたが、きのうも午後は冷たい雨。つぼみを見せたチャワンバナコ(キクザキイチゲ?)も、寒空が続いていてなかなか花を開けずでした。家のまわりは平年より雪が厚く残っています。行き交う人々の会話では「いつもの年より雪消の速度が遅い」がよく口にされます。農作業に悪い影響が及ばなければよいがと、少し心配しはじめている4月はじめです。