雪と土を相手に

現議会の任期はこの29日まで。30日には初議会が予定され、新任となった新しい構成で議会がはじまります。

それまでの間にも、世の中は議会の改選などとはまったく関係なく流れていて、議会にはいつもと同じように各種会議、行事のご案内が届きます。とくに、年度初めのしごとがいよいよ本格化する5月は、00期成同盟会、00研修会などをふくめ各団体などの会議が目白押し。それらへの出席決済をするのに、少し複雑な気持ちになるのが改選の年4月の常です。

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CIMG0998-1CIMG1003-1▼きのうは、いかにも春本番らしいあたたか天気。たんぼの雪解け排水がよく流れるように、崩れて埋まっていた溝や水路の土や木の葉をスコップでかきあげ、雪をつつく作業に少しの時を費やしました。
わが田んぼは集落でも有数の多積雪地。まだ農道はこんな雪ですから、いましばらく車もトラクターも先には進めません。全国でも、こんな所はそんなに多くないはずで、ある面では稀少な所といえるかもしれません。

CIMG0973-1▼そういう稀少な所ですから、いっきにではなく、雪解けにあわせて次から次へと花群落が少しずつひろがり、おかげで多彩な景色を長い期間拝み見ることができます。高台の土手にはゼンマイも顔を出しました。でも、ここの区画にたんぼをもつ農家で農作業が本格的にできるのは、まだまだ先のことです。

CIMG0978-1CIMG0979-1CIMG0981-1CIMG0980-1CIMG0976-1CIMG0977-1▼ブナの萌芽は一日増しに峰を上にとかけのぼり、昨日のわが集落、北と東の山々と雪はこんな状態です。

CIMG0974-1CIMG1012-1CIMG1009-1CIMG1014-1▼わが家のまわりではササゴ(人里で採れる細めのネマガリタケノコ)も顔を出し始めました。同じササゴでもこれはほんとに細め。ただ細くても初物なので、今朝の味噌汁でありがたくいただきました。

家のまわりのコゴミや天然ワサビも採れる範囲が日一日とひろがっています。これからのわが家は、山菜の「初物づくし」で、野の豊かな食から元気いっぱいをもらう日々となります。