オオルリとキビタキ飛来

今日も先月30日朝のことです。素敵な風景を眺めようと自宅前の公園を歩いていたら、少し遠くの萌えたブナの木に突然小鳥が飛んできました。

よくみたらそれはオオルリ。2羽があっという間に飛び去ってしまいカメラを向けるチャンスはなし。ところがそれに続いてすぐにまた別の華やか羽色の小鳥が飛んできました。オオルリとよく同じ群れで行動しているそれはキビタキです。

こちらは、ほんのわずかの合間でしたが公園の冬囲い杭に止まりあざやかな羽色をみせてくれました。ズームする間もなくこちらもすぐに飛び去りました。

その後、所用で大柳方面まで向かう途中、冬囲いがはずされ使用できるようになったビューポイントから景色を眺めようと二階に上がったら、部屋の中に一羽の小鳥が入り込んでいます。どのようにして室に入ったのかわかりませんが、離れてみた感じではオオルリに似ています。小鳥は外へ出ようと室内を飛び続けやがて窓ぎわに止まりました。

その瞬間につかまえて手にしましたが、羽の瑠璃色がいつも観るオオルリよりやや濃いめの青です。外へ放ったら、新緑と雪の景色の中へ勢いよく飛んでゆきました。野鳥鑑賞として多くの方々に愛されるオオルリ。その青い小鳥をまさか手につつんでながめられるとは。この日はキビタキも今年初めて目にしましたし、うれしい一日でした。

同じ日の昼には、庭先にある梅の花にヒヨドリもご来訪です。どの鳥も、梅の花といっしょにすると見映えが増します。もうとっくにツバメの姿が見え、ウグイスの初鳴きも通り過ぎていますが、彼らも30日朝の雪には少々体を縮めて寒さに耐えたかもしれません。

▼連休中は、入荷した薪5立方㍍を切ったり割ったり、畦を削り、土壌改良材や肥料を散布し田んぼ耕起を済ませたり、田んぼ用水路の共同作業などに動きました。我々農家にとってのゴールデンウィークは「働き集中ウィーク」とでもいえるでしょう。

共同作業では、用水路上に倒れ落ちた木が例年と比べ多く、チェンソーなどでの作業が必要となり、軽トラックにはそれら倒木処理の道具を積み込みました。過ぎた冬の積雪の影響があったためです。

きのうは地元集落・山神社の祭典日でした。コロナ禍のため3年続けて青年会や親子会の恵比寿俵奉納の練り歩きは行われず今年もおとなしい祭り日となりました。