晩秋~初冬のキノコたち

cimg7643-1cimg7646-1cimg7647-1cimg7649-1cimg7670-1cimg7667-1cimg7668-1cimg7672-1cimg7674-1cimg7682-1cimg7660-1cimg7488-1cimg7623-1cimg7621-1cimg7633-1cimg7611-1cimg7618-1cimg7608-1cimg7637-1cimg7627-1cimg7629-1自宅すぐそばの里山では、ブナやミズナラの林にコシアブラやモミジ、トリキシバ(クロモジ)などが紅葉盛りです。その樹下にはコナラヒメジ(シモフリシメジ)とヤマドリモダシ(クリタケ)、ムギダゲ(ムキタケ)が見られ、サモダシ(ナラタケ)、ナメラコ(ナメコ)、ブナシラダゲ(ブナシメジ)、ハダゲヒメジ(ハタケシメジ)そして初冬に盛りとなるユギノシタキノゴ(エノキタケ)たちも家周りわずかの範囲で目にすることができます。

場所によって大きなちがいがあるでしょうが、私の通う山では、オオヒメジ(ホンシメジ)と同じようにコナラ、ヤマドリいずれも今年の発生量が少ないようです。ムキタケは例年と同じようによく出ていますが。

二つのキノコとも、一級の味をもつすぐれものの仲間。とくにシモフリシメジは高級感もあり、我が家ではお正月の「すましもぢ(お雑煮)」に欠かせぬ出し味と餅をひきたてる食材として重宝しています。

今年のサモダシは、「こんなに不作はめずらしい」というほどのはずれ年。お天気環境は、この種の菌類にとって何十年に一度というほど発生には厳しい年だったようです。それはホンシメジにもあてはまるかもしれません。

サモダシは家々で毎年大量に塩蔵され、村人にとって冬の間は「しょっちゅう食べる」という方がいるほどに人気のあるキノコ。サモダシ食文化があるといってよいほどに、村人の食生活とは切り離されないキノコです。それだけに、不作を残念がっている会話が様々なところで交わされています。

cimg7657-1キノコの森はドングリの森でもあります。晩秋から初冬、越冬のため体にたっぷりの脂肪を蓄えようとクマたちはドングリを大量に食べます。森には、新しいクマの糞がこのように所々に見られますから、時々大きな声を出して自分の存在をクマに気づかせることが大事なのです。

cimg0001-103-1cimg0002-103-1▼きのう午後は自衛隊秋田地方協力本部創立60周年の記念行事で秋田市へ。式典の後には海上自衛隊大湊音楽隊(大湊地方総監の直轄部隊)の演奏会を観賞しました。青森県むつ市を拠点に、北海道全域と、青森、秋田、岩手の東北3県を中心に演奏活動を行っているという同音楽隊。祝賀の夕べでは、秋田県民歌、海の見える街、サムシング、小言の多いおじいさん、マンボ・インなどが奏でられ、およそ1時間近くの演奏会は聴衆を魅了してあっという間に過ぎました。

cimg7695-1cimg7692-1cimg7694-1cimg0001-104-1cimg0002-104-1▼今朝の気温1℃。昨夜からの冷えと雨でスキー場ゲレンデまでついに雪が下りました。国道も県境部は夜間通行止、7日正午で冬期間閉鎖。真っ白な村がまもなくきますが、こちらは冬囲いもまだ終わらず。9日の全国議長大会後まで里への積雪なきよう願うのみ。