きのう午後、千葉県香取市議会福祉教育常任委員会(田代一男委員長をはじめ久保木副議長を含む6名)の方々が、伊能議長、教育委員会教育部長、議会事務局のみなさん同行のもと計9名で、教育行政視察目的として村(小学校)へお越しになり、総務教育民生常任委員長とともに歓迎を申し上げました。
先日の八王子市議会会派に続いて議会としては今年度2回目の来村です。小学校長と教育長から学校経営と教育行政を説明していただき、子どもたちの授業を参観。後に盛んな質疑応答がなされ、休憩無しで予定の3時間びっしりを過ごしていただきました。
議長さんの姓にもあるように香取市はあの伊能忠敬の出身地。平成の合併で当時5万人近い人口の佐原市と当時1万人や2万人台の人口を擁していた3つの町が新設合併し生まれたのが香取市。霞ヶ浦にも近く水郷と里山景観で名を馳せるところ。茨城県境、あの大きな利根川が長い距離を貫流している市です。
私が直接お聞きした範囲でも、「子どもたちの積極的な発表が印象にのこった」、「人口に比較して予算・決算規模(教育予算もふくめてととらえましたが)が大きい」、「子どもたちの書く字がきれい」、、「異動などでこの学校に新しく就任する教員は、学力で注目されている村に来ることになったとき、率直に言ってどういう心境になるものか」などを旨とするご質問や感想などがだされました。
また、こちらが、昭和と平成二つの市町村合併時に村が単独の自治を選択したことが、村の政治と教育行政を発展させ今日の到達をきずいた柱という旨をご挨拶で申し上げたこともあってでしょうか、「平成の市町村合併を、今ふりかえってどう考えているか」など、その他行財政運営などもふくめ多くのご発言もありました。
視察の方々は、それぞれ自分たちの地方やそれぞれの自治を見つめながらわが村のことを問いかけてきますから、いつものように、こういう場は視察を受け入れる私たちの側も質疑応答などを通じてお出でいただいたみなさんから学べる機会でもあります。きのうも、いろんな面(あらためて、わが村の歩みや政策をふりかえるなど)で参考にすることの多い時を過ごさせていただきました。今日は、岩手県山田町議会のみなさんが来村されます。