「真人へぐり」のマンサクがいつ咲くかで

▼村の農業再生協議会総会がきのう開かれた。若干変化のあった生産数量や目標面積についてはいつものようにこの後各農家にしめされる。

CIMG9665-1▼資料は、昨年の村の水田活用の実績が一覧でわかるもの。ネコの目農政などといわれて久しい国の農業政策の下、懸命にがんばっている村内農家と村のとりくみの結果を知る26年のひとつの記録をお知らせしておく。

CIMG9663-1▼1月からこれまで住宅屋根への本格的な雪下ろしには一度もあがっていないという「異変」がまだ続く。ただ、12月に4度も雪下ろしをしているので回数でいえばほぼ例年並み。積雪もわが集落で2㍍を一度超したからまあ並の冬ということだろうが、年があらたまってからのこの雪降りのおとなしさには「異変」と思いながらも助かっている。

CIMG9661-11月、2月半ばまでに「むだっと(力いっぱい・本格的に)、雪下ろし、しねたてええなんていうななば(やらなくてもよいというのは)、きおぐにねぇ(記憶にない)」なのである。

 

きのうもおとといも3月なみの気温という。この先の週も強力な寒気襲来は予報されないものだから、「今年の春は案外早いぞ」と、もう早合点したくなるような2月も雨水。これからは、渡り鳥の動きや、私が季節指標のひとつにしている国道342号沿い「真人へぐり(真人山の南斜面)」に咲くマンサクの開花日(通常は3月はじめ)などに注目したい。

わが家では「もしかしたら、今冬の本格雪寄せでは、これが最後かな?」などと思いながら、農機具格納庫など軒の除雪に2人で汗を流した。「春は早いかも」というこちらの予感どおりとなるか、それともドンと積雪が重なって一昨年のように2月末に豪雪対策本部設置ということになるか、雪との駆け引きで微妙に心が揺らぐ2月下旬へ、さあ今年もむかう。