来年度予算案説明などで夕方まで

議会事務局提供
議会事務局提供

きのうは3月定例会議を前にして議会運営委員会と全員協議会が夕方まで開かれました。

提出される議案は、総額35億円(前年度当初予算比▲6.4㌫)となる一般会計予算案など29年度の各予算案や、28年度補正予算案など32件。それに陳情審議が2件予定されています。

2月24日の新聞報道にもありましたが、2018年から国民健康保険の運営が市町村から県に移管することを前にして、県が一人あたりの税額試算をしめしました。それによればわが村も大幅な税額増の試算値となり、それでなくても負担感の重い国保税なので住民の間に不安がひろがっています。そういうことを考慮しての激変緩和策が用意されているようですが、新たな制度のもとで「国保税にどうむきあうか」は、今後の市町村行政の大きな課題となります。

そればかりでなく、国の促しのもとで、公営企業(上・下水道事業)についても効率化、経営健全化の名のもとに「受益者負担の原則」がしきりに強調されるようになっていて、これも地方行政運営の大きな課題にあがってきています。それらのうごきについても今後に向けた村の一定の考えがしめされる会議となり、時間を要しました。

議会は7日に始まり施政方針、議案の提出、説明、9、10の2日間が予算特別委員会、14日が一般質問と陳情審議、17日に議案審議となり休会の予定です。

▼きのうの秋田は「記録があってからでは2月としては最も長い日照時間の日」と刻まれためずらしい一日でした。終日の快晴が続きましたから、村もおそらく同じ記録を刻んだ2月の日となったでしょう。写真は昨日朝、雪も、水も、朝日にきらきらと輝く我が家前の成瀬川筋です。

今日もおだやかな一日が続きそうで、3月の入りとあわせて心は春気分になれそうです。