カケスが何かを咥えて

雪下ろしと排雪しごと3日連続となったきのう、作業の合間、そばにカケスがヒラリと飛んできてケヤキに止まりました。

よくみかける鳥ですから普段はそんなに気に留めないのですが、動きがどうもいつもとちがいます。それで目を凝らしたらカケスは口に何かをくわえていて、頭を盛んにまわし木の枝にその咥えた何かをこすったり打ちつけたりしています。

何か昆虫のサナギでも入った殻なのでしょうか、おそらく食べ物だと思いますが中身はわかりません。摂れる食が極端に細くなる寒の季節ですから、彼らも食べ物探しに必死なのでしょう。

遠くでみかける時には地味な色の鳥にしか見えませんが、近くで見るとあの水色の羽模様が雅な鳥、遠目でなく近くでみて美しさが際立つ、それがカケスです。

鳥も獣も雪国のいきものたちにとって食べ物を探すのに厳しい寒中です。人里では凍み大根や凍み豆腐、干し餅づくりの季節入りです。寒らしい天気の毎日ですから、今冬は質のよい凍み食品ができあがるでしょう。