県南高規格幹線道路(高速道)の建設促進期成同盟会による、東北中央自動車道新庄・湯沢地域間の早期事業化要望活動でこの間上京していました。
横手市、湯沢市、東成瀬村、それにお隣山形・金山町の4自治体の首長と議長による行動です。11日の午前日程を割いていただいた菅官房長官へは、総理官邸で年始のご挨拶とともに要望書が渡されました。後に衆参議員会館、国交省、財務省へとまわりました。行動では、いつものように御法川事務所の皆様に段取りとご案内でご足労をおかけしました。
往きの時の村はまだ寒波到来前でしたから穏やか。むかし、集団就職や村の出稼ぎ人が急つがるや寝台特急あけぼのを待った十文字駅も10日はまだこんな雪具合。奥羽の峰を越えれば同じ緯度でも焼石、栗駒をはさんで岩手宮城側は積雪ゼロ。ひとつの脊梁があるだけでほんとによくこんな別の世界がつくられるものと思わせられる真冬時の上京です。くりこま高原駅周辺には冬の間たんぼに水が張られている景色も目に入ります。
都内の宿舎は16階建て。眼下に皇居の一部である半蔵門から桜田門、国会議事堂と霞ヶ関官庁ビル、東京駅丸の内のオフィスビル街、国立劇場が望まれ、東にはスカイツリー、西には富士山もビルの間から目にとまります。行動でやや疲れた時などは、日の出、夕日、夜景、皇居の緑とお堀、富士山をながめると、日に1万4千歩ほど階段や舗装面を歩いたくたびれがいくぶん軽くなります。
都内は連日の快晴でしたが、帰りの新幹線沿いの街は、福島が10㌢ほどか比較的多く、仙台、盛岡ともこちらは薄~く雪化粧。東北に入るにつれ雲が厚く、やはり脊梁を抜けたら猛烈な地吹雪の世界。それでも村の降雪量は思ったより少なし。吹雪と真冬日ですから、これは寒中そのもののごくあたりまえの天気ということでしょう。
帰った我が家の今朝はこんな雪紋様。昨日のニュースは「都内は陽射しが注いだ一日。ポカポカで、暑いです」の道行く人の声を伝えていました。長崎ではすいせんの花祭りとか。南北列島自然のあまりの違いに驚き連日の寒の季節です。
夕べからは豪雪の村らしい大雪降りです。屋根はそろそろ雪下ろしをしなければならない量に達していますが、この2~3日にはもっと強力な寒波予想もあり、どれだけ降雪が増えるかそれが気がかりです。今日、10時には役場に雪害警戒部が設置されました。