被害甚大の岩手や北海道、それに比べ予想したよりも県内は雨風とも弱かった台風10号一過、排水が悪く水切りも十分でなかったわが家のたんぼは、強くはなかったという東風にあおられ稲が西側に大きくなびきました。
このたんぼを見た家族は「毎年、なびく、倒す稲をつくる人」と思っているかも。こちらも、なびかぬ、倒さぬ努力はしているつもりですが、暗渠なしの准湿田、なかなか思案どおりにいかず。農家は毎年が勉強といいます。一人前の稲作農家にはまだまだ仲間入りできないこちらです。
我が家のミンジャ(水屋・台所)裏手にあるリンドウ、キキョウ、オミナエシ、ハギの花が盛りです。朝、昼、夕と台所に立つ妻は花を愛でながら炊事。青と黄色、色の組み合わせがとってもすてきな秋の花たちをながめながらの食事ができるのもあとおよそ一月です。