害虫防除、雑草刈り

CIMG5867-1CIMG5862-1稲にとりつく病気や害虫の防除は、苗が箱に入っている春の田植え時にすべて薬剤散布している我が家。たんぼでの薬剤散布は、お米の品質を下げる強敵カメムシ防除一回だけです。

そのカメムシ防除で無人ヘリや防除機の動きが目立った先週後半の村。我が家でも、土曜日早朝5時から、雨雲の様子をうかがいつつ液剤散布を行いました。正午少し前にはやはり雨、3日前の予報がほとんどあてにならないほどに天気は激しく変わります。3つの台風が列島に影響を与え、あるいはあたえようとしていますから、気象予報士さんたちもなかなか正確な予報ができないのでしょう。

カメムシ防除の農薬散布後は、なるべく間をおかずの畦の草刈りが督励されています。出穂時期の稲にカメムシがとりつかないよう、畦の草を伸ばしたままにしていますから、畦は草ぼうぼう、それにイネ科の雑草は穂も出ていて草が堅くなっていますから、年に5回ほどとなる畦草刈りでも8月の作業がいちばん体にこたえます。まだ30℃をこえる真夏日という残暑のせいもありますが。

草が伸びていただけに、刈られた後の畦はまことにすっきりで気分よし。おとといよりもきのう、きのうよりも今日と、稲穂が一日増しに粒を重くしているのがはっきりとわかるたんぼ模様の村です。

▼トイレあり、水あり、駐車場あり、東屋あり、樹木がつくる適度な日陰あり、釣りに最適の河川ありなどで、我が家前の公園は利用者多し。釣り、登山、カヌー愛好者たちなどのテント泊りも時々みられます。

CIMG5861-1土曜日の夕方も、いくつかのテントが。お聞きしたら、高校山岳部のみなさんで、「00高校です」の元気よい声が返ってきました。焼石岳にむかうのだそうです。予報だと大雨の心配もありましたので「天気がよくなくて気の毒」と声をかけたものの、すぐに「部活だから、雨の山登りも体験として必要なのか」などと自問自答してしまいました。

夜は上弦のお月様が輝き雨もなし。朝の焼石連峰は濃いガスがかかっていたのに日中はとってもよい天気。まだ暗いうちに起きたのでしょう、早朝5時前にはテントがすべてたたまれ、先生らしい方々を含む10数人のみなさんはいつのまにか公園からいなくなりました。山登りで早朝からの行動は当たり前のことですが、若者たちのこういうきびきびした動きは、見ていて気持ちがいいものです。

なんぼ部活でも、雨天よりもやはり晴天がうれしいでしょう。みなさん、シーズン最後の花が咲く焼石で、初秋の心地よい風と陽射しを受け、楽しい活動ができたのかな。