▼29日は、高規格道路整備促進関係の要望で国交省湯沢河川国道事務所へ。山形最上地方や秋田県南の首長、議会のみなさんといっしょの行動で、今日は、東京でも同じ同盟会による要望活動が行われます。我々は、秋田側の同盟会による別の要望日程も3日~4日にあり、そこでも高速道路の要望が重ねて行われます。
▼29日の夕方6時半からは、特別養護老人ホーム幸寿苑の夏祭りへ。この日梅雨明けとなった県南地方は午後に雷雲がたなびき、所によっては激しいにわか雨に見舞われました。
その心配された雨雲も村の上空は避けて通り、子ども仙人太鼓と餅巻きを皮切りに夏祭りははじまり、藤波舞踊団の踊りと歌でみなさん楽しい夜を過ごすことができたようです。
▼31日は湯沢・雄勝地区の消防訓練大会へ。村からは、小型ポンプ操法に村の大会で優勝した第二分団の肴沢・蛭川地区の班が、規律訓練には順で当番となった第一分団が出場。
小型ポンプ操法の部では昨年の雪辱をはらし優勝、県大会への出場を決め、礼式の部でも3位入賞を果たしました。湯沢市雄勝郡内に数多あるポンプ操法チームの中で優勝をかちとるにはほかを上回る努力が必要で、何よりもそのがんばりをたたえたいと思います。
今回は、大会全体の運行に責任を負う総合指揮者も村の副団長が立派につとめました。
▼「夏休みに入ったら、アブがでないうちに沢と川で泳ごう、な」そんな約束をしていた童と、小さな沢と成瀬の本流ふたつの水辺へ出かけました。
沢では、淵に自然繁殖してたくさんいるヤマメをつかまえる(童は、ヤスで刺すのはダメで網で捕り、捕った後は放す)のが目的でしたが、みんな大きな石の下や木の根の下に隠れてしまい捕まえはゼロ。それでもこの沢にはカジカが昔から絶えずに増殖していて、淵の岸にたまたま姿をあらわしたのを見つけた童は「あっ、カジカいる」と叫び、それを二人で網の中へ。
成瀬川の本流にいるカジカより少し煤け色で小型ですが、小沢では少なくなったカジカがまだいるのですから、これは希少種、そして沢も貴重な棲息地です。童は肝心のヤマメがとれずに少し落胆ですが、帰りの沢で、予想もしなかった石の上にいるガマガエル(ヒキガエルの仲間)をつかまえたので大喜び。自然はときどきこんなうれしい遊びのごほうびを準備していてくれるもので、こちらも思わず「よかった」です。
沢から成瀬川の本流に移っては、いつもの淵と瀬でたっぷり浮いて流れて泳ぎを楽しみ、ここでもカジカやカジカガエルに遊んでもらいました。きのうも午後3時過ぎに少し川へ。
山へ、海へ、川へ、夏こそ、子たちを自然の中へ、です。海はちょっと遠いですが、こんなに水量が豊富で清らかな川と、美しい高原の山を2つももつ里はそんなに多くはないのですから。トンネルをひとつ越えただけで、北上川支流のあの清らかな胆沢川もありますからね、ここは。