暗闇ののぼりなので、往きは花などほとんど楽しめない。が、その分、下りは、花、花、花に見とれる山歩きとなった。
ただ、焼石を知る方ならわかることだが、真夏の花ステージとしては花盛りにはもう1週間ほどというところであった。それでも、雪田や雪渓が遅くまで残る豪雪の花の山は、夏の花に混じって春や初夏の花(ハクサンイチゲがまだつぼみもあり、リュウキンカも残る)が同居咲きしているからまずは小満足。
横岳ルート、姥石平ルート、東焼石・夏油ルート、南本内岳ルート、それにわが村側ルートと、せっかく来たのだからすべてのルート途中にある花名所まで足をのばしたいのだが、どうも足が重い。無念だが、今回は横岳方面にだけは上がり、姥石平を過ぎ9合目経由で焼石沼に下りた。
▼きのうは県町村電算システム協同組合議会の定例議会、終わって町村長と町村議会議長合同の政策研究会と意見交換会に出席。
議会は、電算システム改修費約4600万円余の増額補正、27年度一般会計決算(歳入総額約8億8980万円余、歳出総額約8億8615万円余)を審議、可決・認定した。
研究会では、(株)あきた森の宅配便代表取締役の栗山奈津子氏の講演をお聴きした。氏は、山菜を軸にした予約制の宅配便を主に首都圏のみなさんへ届ける事業を起こした方。地域資源を活かす、何よりも「やる気」がカギであることにみなさんうなずかれていた。