国道342号線の整備促進同盟会できのうは一関市へでかけました。
横手市からわが村を縦断し岩手県一関市を経て宮城県登米市につながる342号は、栗駒国定公園や世界遺産の平泉などをふくむ周遊観光、産業振興、生活・救急救命道路として重要な路線。東日本大震災時の支援やその後の復興においても大きな役割を果たしている道路です。
わが村側としては、一部の拡幅やカーブ箇所などの改良がおこなわれていますが、ひきつづき奥羽山脈部分の冬季閉鎖区間についてゴールデンウィーク前に早期通行できるようにすることが要望の主眼です。
あわせて、この国道について同じように大きな念願は、岩手側の真湯から須川温泉間にある車両同士の交差(とくに大型バス同士)に苦労する箇所の拡幅改良で、これは、栗駒登山や須川温泉地区を経由する周遊観光客を増やすうえでわれわれは欠かせぬ解決課題ととらえてきました。
須川温泉を訪れる関連3県の方々やほかの県外のみなさん、観光業者さんからは「岩手側の国道も、宮城(国道398号)や秋田側のように早く拡げてくれれば」という声が今も多く寄せられます。観光シーズン真っ盛りの渋滞時などに通行された方なら、その思いをなおさら強くもっておられるでしょう。
観光は周遊の時代です。観光立国をかかげていて、この貴重な観光資源をもつ地域だけに、道路利用者の切実なねがいとして岩手県真湯~須川温泉間の抜本改良の声も、これからはうんと強めてゆかねばと感じました。(最初の写真は来賓挨拶を述べられる高田一郎岩手県議)