このうえない運動会日和

20日前にすでに田植えを終えた方、田植えや代掻き真っ最中の方、中森地区では耕起作業と、週末からきのうにかけては機械や人々の忙しそうなうごきが、田子内から大柳まで村内各地区のたんぼや畑にみられました。

田植えはどうもこの週がピークとなりそう。わが家は天候にあわせるのではなく、行事予定などをみながらの田植え準備なので休日好天続きでも作業はできず、田植えはこんどの土、日曜あたりになる見込みです。

CIMG3767-1CIMG3768-1CIMG3770-1CIMG3771-1CIMG3801-1CIMG3779-1CIMG3784-1CIMG3785-1CIMG3786-1CIMG3802-1▼21日は、このうえない好天のもとでの小学校運動会。青葉若葉に囲まれて、純真な低学年、学校生活に完全に溶け込んだ中学年、それら下級生のめんどうをみながらリーダーシップを発揮するちょっぴり若者じみた高学年と、子供たちの歓声と走り、成長した子たちへおくる家族の声援が山間にひびきました。

この日はお昼休み時もやや暑いほどの日和。学校に通う子をもつ村内の家々が一同に会して外でご飯を食べるのは年に一度のこの小学校運動会だけでしょう。ご飯は大勢で食べるとおいしいものですね。

▼週末は童たちがそろうことになっていたので、所用で村内をかけまわった後の昼過ぎ、かれらの大好きなアザミと越冬用山菜のサグ(エゾニュウ)を採りに雪崩跡の渓谷へ。

CIMG3810-1CIMG3761-1昔、クマ狩りで歩いた谷には雪崩跡の雪がまだこんなに重なっていて、人里ではピークを過ぎたウドやアイコ、ホンナ、シドケ、アザミの茎、ウルイなど春本番の山菜がここだけはまだ盛り。雪の下でこれから芽を出すのもありますから、私は、雪解けにあわせて必要な時だけ山菜を採りに自然の冷蔵庫へむかいます。

CIMG3766-1CIMG3813-1この日は、ミズナラの倒木に天然のシイタケもいくらかあり、アザミの茎やウドなどとともに野の味覚を堪能しました。童たちも、おかわりするほどに喜んでアザミのトッコ(茎)をたっぷりと味わっていました。童たちがおいしそうに食べるのをみるのは、山人冥利に尽きるというものです。