今日は彼岸明け。菩提寺境内にある墓地へ我が家も墓参りです。
開けの日のお墓参りが多いわが集落。いつもの年だと雪が多くて、むかしのような長尺の墓標が少ないのでお墓がどこかわからないこともあります。
お墓でいっしょになった方は「今年なば、雪、びゃっこだぁ(少ない)」と言っていました。ごらんのように今年は雪が少なく、どこのお墓も「あっ、これは、我が家の墓」とすぐにわかります。
昔の童たちは、彼岸お墓参りに供えられるダンゴを狙って、カラスより先に手にしたもので、春彼岸にはその昔を想います。今は、供えられたダンゴはきれいに片付けられますから、お寺の屋根にとまっていたカラスも、あてがはずれたと思っているでしょう。