金曜日は2月の農業委員会総会、土曜日は県南地区農業委員会会長(細谷精悦大仙市会長と令夫人)の緑白綬有功章受賞記念祝賀会で大曲へむかい、きのうは地元選出県議会議員の県政報告会・新春のつどいへ出席しました。
緑白綬有功章は、詳しい方々によれば「農業の最高の勲章」ともいわれ、大日本農会総裁の秋篠宮文仁殿下の名で表されるもの。農業の技術と経営に極めて長けた功績があってはじめて受けられる賞ということです。県内の過去の受賞者を掲載しましたので、ご覧になれば章の重みがよくおわかりいただけると思います。
この栄えある賞をご夫妻で受けられたのは県内でははじめてということです。中仙地区在住の細谷ご夫妻は肉用牛の繁殖と稲作経営に携わっています。長年の実践からうみだした貴重な教訓を多々おもちの方なので、農政や技術・経営で後に続くひとびとにひきつづきその宝を伝えつづけてほしいと願いながらお祝いの場を過ごしました。
村に係わる政治要望で尽力いただいている地元県議さんの新春の集いは、600名近くの出席があると主催者から告げられました。つどいでは知事をはじめ国会議員の方々が多数出席、あいさつをのべられます。それぞれのあいさつの言葉には、その方らしい含蓄がいろいろと感じられ、時局や国政、県政の焦点をうかがううえでいろいろと勉強になります。
暦で雨水が過ぎた土、日曜と雨続きとなり、この二日間村のほうぼうの山でヒラ(底雪崩)がひん発しました。今年は積雪が比較的少ないため雪崩の規模はそれほど大きくありませんが、ヒラの底面となる雪の部分は岩や土と接して圧せられた氷。その底面の多くは岩の塊のようなもの。雪崩跡の底面雪塊をみればわかりますが少しの塊でも直撃を受けたら人などたまったものではありません。雪崩のみならず、中小規模の崩落にもこれからは油断禁物ですごしたいものです。