油断せず雪害防止をみんなで徹底しよう

村議会常任委員会の村内雪状況等の視察がきのうおこなわれました。

議会事務局提供
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2月も末、特別の異変でもなければ今シーズンの最大積雪深の更新はおそらくこれからはないでしょう。そういうなかでも雪への油断は禁物。融雪期や次年度などへの対策なども視野に、雪の中での空き家や道路状況、雪と関係する工事現場、公共施設の雪対策などで滝ノ沢から菅ノ台までいくつかのポイントを視察しました。

今冬も、豪雪対策本部の設置をみるまでの積雪に至らず、村内はごく普通(それでもわが集落で一時2㍍を越える積雪もあった)の冬、雪具合となっています。

これからとくに気をつけねばならぬのは融雪期をむかえての底雪崩と小規模雪崩落、堅く締まってくる雪の上に新雪がいっきょに積もったときに発生する表層雪崩など。いずれの雪崩でも過去に村民のいたましい命が奪われる惨事がおきており、これらを教訓に各方面で徹底した注意がもとめられます。雪崩の速度は想像を超えます。発生したら、逃げ切れる可能性はきわめて稀なのです。

議会事務局提供
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視察後の講評でも、雪の害から命をまもるうえでの策の重要性に議論が集中しました。雪は侮れないのです。