排雪作業が始まりました

人によって感じ方にちがいがあるでしょうが、私は、雪景色やそこにすむ生きものたちがならして一番美しいのはやはり寒中であり、すこしその期間をひろげても2月の半ば頃までだろうと思っています。

雪はいっぱいあっても、立春を過ぎ、小正月行事がやってくる頃になれば春の風が少しずつ多くなります。昔から「かまくら・犬っこまつりまで我慢だ」と、雪との格闘でも2月半ばを大きな節目として、私たちは文字どおり雪に耐えてきました。

山の生きものたちも、真冬の毛皮の色はいかにも暖かそうな色をしていますが、ノウサギも、キツネも、テンも、カモシカも、真冬から離れるごとにだんだんと毛皮の光沢が冴えなくなります。

CIMG2156-1まもなく2月半ば。今冬はじめて排雪作業によって大型ダンプで運ばれた雪がわが家前河川敷に捨てられています。きのうは、立春こそ過ぎたものの、今冬トップクラスのすばらしい雪景色の村でした。雪との大格闘はこれで終わりかな、たいしたことないかな、とも思いたくなるような穏やかな一日でしたが、吹雪の予報が出ました。まだまだわかりませんね。