第2回の村議会2月臨時会議が予定通りきのう開催された。風邪気味なので開会宣告の声に張りがない。
議案は一般会計補正予算案。主なものは、年金生活者などを支援するという名目で給付される国の補助金11,754千円(給付対象者360人、1人当たり3万円)や公共施設の除排雪費6,200千円、冬期交通対策費12,100千円、成瀬ダム事務所建設提供用地購入費9,292千円(11筆7188㎡、対象者3人)など。
雪関係の経費は、すでに大字単位で積雪2㍍を越した地区が岩井川、椿川と2つあり、まだ2月始めなので今後の降雪量増加に備えてのもの。今年は新潟、長野方面の特別豪雪地帯の積雪が不思議なほど少ないので、1自治体の5割を越える世帯が積雪2㍍のなかで暮らしているのは、もしかしたら国内でわが村だけかもしれない。ということは、世界でもわれわれは一番雪深のなかで今冬を過ごしている民族ということになるのかも。
まだ豪雪への警戒部や本部などが設置される積雪基準にはなっていないが、雪をめぐって対応や現場視察の必要な箇所がいくつか議員から出され、議会は今月17日午後に雪状況の村内視察を予定した。
通年議会なので、臨機応変に常任委員会活動がいつでもサッと行える。加えて大災害時などには災害対策特別委員会も常設されているから、われわれは機敏な対応がいつでもとれるようになっている。
▼議会を終えて、農機具格納庫のノギ(軒)に連なっている雪除けをした。今冬2度目の作業で、積雪2㍍になると滑った屋根雪が軒につかえこういうしごとも加わってくる。楽をしようとつかえてたわんだ雪を下側から少しつついたら、自重でドーッといっきに屋根の雪が滑り落ちた。屋根に積もっている雪が少ない時はこういうジョサネブシ(安易・雑な手法)でもいいが、多いときは禁じ手だから、みなさんご注意を。
65歳になる3月を前に年金の通知がきて、きのう返信を投函。まだ仕事ではどれも現役第一線だが、社会では「高齢者」とくくられる年齢にいよいよ達したことをあらためて悟った。そういうこともあって、屋根の雪が滑り落ちてきたとき、「今は、よげれるが、もっと齢、えったら、よげれだべが(避けられるだろうか)」などと本気、冗談半々の言葉を交わしながら妻と二人の作業を終えた。