落ち着いた雪国風景に

今冬2周り目の雪下ろしをきのうですべて終えました。

まだ2周り目なので、落雪構造の一部農機具格納庫は屋根に上がらずに済んでいますが、それもそろそろ雪が軒につかえてきました。3周り目になれば建物すべての屋根に上がることとなり作業時間はさらに増えます。暖冬から一変、2度も屋根にあがったら「あと、一回の雪下ろし程度で終わってほしいな」と、つい思えてきました。

それにしても、今冬の雪降りは列島の北にかたよっている様子。わが村と同じように役場所在地で2㍍を越す積雪をみる日本有数の豪雪地帯で、幾度かおとずれたことのある新潟や長野の町や村の積雪は「今年は意外」というほどの雪の少なさ。自然って、ほんとにひととおりではないものです。

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CIMG1900-1CIMG1890-1きのう午後は雪下ろし作業の合間、ほんの一時お日様と青空を拝むことができました。そのとき雪原を歩いていて目に映ったわがたんぼのある台地からの雪景色です。

気温が低くて、この2~3日に降った雪がまだ締まらず、雪原はキャンジギ(カンジキ)を履いても膝上まで足が雪に沈みます。もう「一人前の冬」になりましたから、厚い雪で覆われたたんぼは、ゆっくりと雪の下に眠っているようで、村は本来の雪国らしい落ち着いた景色となっています。

春にカダゴ(カタクリ)やチャワンバナコ(キクザキイチゲの仲間)を咲かせる土手も、ふとんのような雪をかむって、花の根をまもっています。