村の表彰式、転出教職員との挨拶会

定期異動により転出される教職員の方々との挨拶会と村の表彰式がきのう行われました。

小学校は校長を含む6名の方々、中学校は校長、教頭を含む5名の方々が転出となり、きのうはこの挨拶会の前に学校では離任式が行われました。

先の卒業式では、小・中ともに卒業生や在校生たちの立派な姿を見せて頂きました。あの子たちがあれほどたくましく明るく育つことができたのは教えにあたられた皆様のご尽力によるものであり、ほんとによく育ててくれたと今年も思いました。

異動による別れは教職の職場では当然のことであり、「いつかは、そういう時が来る」と先生方も覚悟はそれぞれされているでしょう。しかし、教職はほかの職場とはちがいます。いっしょに人生の大切な時期を「教育」ということで過ごした子供たちとの別れであり、その別れには特別な感慨を抱く環境におかれる職場と思われます。

希望の光がさし込む春3月、なのに、先生と別れる子たちもつらい、それと同じように、あるいはそれ以上に、子たちと別れる先生方にはよりつらいものがあると思います。しかし、そのつらさというのは、ある意味この村で積み重ねていただいた「教えの宝・結晶」でもあると思います。その宝を新たな職場でのいっそうの前進に活かしていただきたい、そんな思いを込め感謝とお礼のご挨拶を申し上げました。

▼村の表彰式は、自治功労賞として佐々木哲男氏(前村長)、鶴飼孝氏(前村教育長)、備前源一氏(前村選挙管理委員)、谷藤定明氏(前村交通指導隊員)が受賞。また佐々木喜久藏氏が全県の「美味しい“あきたこまち”コンテスト」で最優秀賞を受賞したことを讃え特別賞も贈られました。

スポーツ栄光賞は、第59回東北中学校スキー大会男子回転で1位、第53回U16陸上競技大会秋田大会の男子円盤投げで1位となるなど、スキーや陸上競技で輝かしい成績を数多くおさめた石綿響さん(中3)をはじめ、全部で6名2団体が受賞しました。奨励賞も8名の方々が受賞です。

芸術文化賞の栄光賞も、第22回東日本学校吹奏楽大会小編成の部で銀賞の谷藤翔太さん(湯沢翔北高等学校1年)や、全国高等学校創作コンテスト現代詩の部で佳作の杉山咲さん(湯沢翔北高等学校1年)など8名が受賞。奨励賞も5名の方々が受賞されました。

表彰は長い間のご尽力、そしてたゆまぬご努力の賜です。受賞された皆様へ、議会と私からもあらためて心からのお祝いを申し上げます。おめでとうございました。