▼先週末からきのうまでは、秋の連休中とも重なりいろいろな出来事や出会いが重なった一週間でした。
まず17日には、息子夫婦に待望の第一子が誕生。すこぶる安産で母も子(男子)もともに健康で退院、とにかく、なによりもホッとしました。
▼19日には、娘の長女の保育園最後の運動会へ。心配した雨もなんとか降らずに屋外での日程をすべておえることができました。これまでなかなか足をむけることができないでいましたが、卒園前にようやく参観できて、これも「ホッ」です。
▼20日、久しぶりにブナとミズナラの深山へ。お目当てはもちろんミャゴ(マイタケ)。でも、すでにみなさんが先行されていて、めぼしいミズナラ大木の根元は人々の踏み跡ばかりでマイタケの姿はほんのチョッピリだけ。写真のカオになるような一株だけにやっと出会えて、マイタケらしい姿をどうにか写すことができました。
この週には、深山や里山、人里近くで様々なキノコとの出会いがほかにもありました。なかには、「こんなに大量発生はみたことがない」というキノコ(食毒判定に自信のない方が多く、村ではあまり取られないハタケシメジや、わが地区の古老はクリカラモダシと呼んだクリフウセンタケ)もありました。それらは後に少しずつご紹介いたします。
▼21日は岩井川地区の敬老会へ。今年は、戦後70年にあたる年。人生70年~90年の年月を刻む参加の方々ですので、みなさん濃淡は別にしてすべて戦中と戦後すぐの体験を記憶にのこす方々でしょう。人類の世界史、日本史において稀な時代の体験を「どうか、なんらかのかたちで語りついでほしい、書きのこしてほしい。できれば文集(聞き取り書きも含む)の編纂をお願いしたい」という思いを込めながら、お祝いを申し上げました。
敬老会を終えての夕方、「キノコ採り遭難への捜索出動」の連絡が入り、夜8時頃まで活動に加わり、その日の捜索活動終了間際に遭難の方を無事発見という出来事もありました。
▼連休中は絶好の稲刈り日和がつづきました。沿岸や内陸の平場地方で刈り取りまっ盛りという報道がされ、村でもハサ架け農家の始末の早い方は先週に刈り取りが始まりました。田子内地区や岩井川地区の一部では、連休中にコンバイン刈りも本格的に始動しました。
わが家も、できれば手助け人手を考えて連休中にかかりたかったのですが、モミの稔実がもう一歩というところで青く、作業に入れないでいます。昨年、ムリして早くかかり、作業を途中で止めた体験を教えとしています。村より田植えが15日~10日ほど早く、積算の気温や日照が多い沿岸や平場でようやく刈り取りまっ盛りですから、冷涼で生育の遅いわが稲がそんなに進むわけはないのでしょう。刈り取りは、行事も諸々あるので月末になる見込み。これも見込みで、お天気、台風21号次第ではどうなるかわかりません。