夏の間にしょっちゅう目にしていたわが家前河川敷でのニホンカモシカ。
先日、河川敷そばを散歩し休憩していたら、「チャッポン、チャッポン」と水の音が聞こえます。音のするほうを向いたら、わが家そばを流れる小川の中をカモシカがこちらに気づかずにゆっくりと歩いてきた水踏みの足音でした。
体がそんなに大きくありませんから、親離れしてそれほど年数の経たないアオシシ(ニホンカモシカ)でしょうか。カモシカそのものはあまりめずらしいものではありませんが、せせらぎの中に立つ姿はちょっと素敵なのでカメラを向けました。
河川敷は広いので、どうやら夏の間はここに棲み着いていたようです。しょっちゅう目にするカモシカと同じ個体で、あちこちに彼の休み跡も見られます。ここはクマのよく通る道でもあり、今年もふくめて近年はイノシシやニホンジカの棲息跡や時には近くで姿も目にされています。夏の間はヤブが繁っているのでかれらの絶好の住み処、獣道となっているので要注意です。