きのう朝、宮城県丸森町議会の議員お二人が教育関係の視察で来村され、朝のほんのわずかの時間でしたが、来庁していただきごあいさつを交わし合いました。丸森町議会の議長さんは宮城県町村議会議長会の会長さんでもあります。今年は、すでに宮城県大郷町議会の視察もあり、今月には同じく大衡村議会のみなさんもおこしになる予定です。
この日は、教育関係の視察団がほかにもふたつほどあるということで、小学校では一行のみなさんが合同での視察となったようです。
▼午後は、県の文化功労者、地方自治功労者二つの表彰式で、県町村議会議長会長としてご案内をいただき県庁へ。
今年度の受賞者は文化功労が6名1団体、地方自治功労は14名でした。今回は、わが村の前村長佐々木哲男氏と、わが村議会の鈴木秋雄氏が地方自治功労の受賞となりました。
お二人とは、村政、議会を通じて長年こちらも活動を共にした間柄であり、永年の功労に心からのお祝いを申し上げます。佐竹知事の式辞では、いずれの功労者にたいしてもご本人のご努力とともに、ご家族などのささえにたいする感謝の意がこめられておりました。式典に同席したすべてのみなさんも同じ思いで壇上の受賞の各位を見つめたと思われます。
▼人里は晩秋、深山は初冬の装いとなりました。この季節になると、人里も少しずつ草木の落葉が始まり、散策がてらに目に入るヤブも落葉のすすみで視界がこれまでよりもひらけてきます。
この頃になると、遅く熟した極晩生のアケビの実が熟れていて目に入りやすくなります。昔の童たちは、ヤブがなくなり視界がひらけるこの季節を待ちに待って晩生のアケビやヤマブドウの実をめざしました。アケビもヤマブドウも晩生はとくにおいしいことを童たちはよく知っていたのです。そんな当時を想いおこしながら、美味そうなアケビの実をじっくりとながめました。
ほかの木の実、草の実たちも、鮮やかな色に染まって「おいでおいで、私はここよ!」と小鳥たちを呼んでいるように見えます。秋って、ほんとに美しい季節なんですね。