備前博和村長の船出

おととい午後、新潟から帰りコロナウィルスの検査で陰性をまず確かめ、時間がまだ退庁前だったので役場へ向かいました。

すぐに対応しなければならない件があったからで、それは村をおとずれるほかの議会からの行政視察の受け入れについてのことです。

先に記してあるようにほかの議会が行う村への行政視察については、コロナ禍を考慮ししばらくの間「お断り」していました。が、全国的に感染状況がほぼ固定化(安定化)にあり、医療体制やワクチン接種、治療薬の状況などを勘案したうえで訪問受け入れの再開をこのほど決め、その旨をこの1日から村のホームページでも表明していました。

それでまず何はさておきそのことを事務局一同とあらためて確認し合い、視察のご希望をすでにお伝えされていた湯沢町議会さんの方へ、その内容を事務局長から連絡していただきました。

それから一定の用務を済ませた後、この日の午前に村長として初登庁された備前博和村長が在庁のようだったのでご挨拶を申し上げに出ようとしていたら、村長がこちらの室に突然ごあいさつに見えられました。

新村長は、いつものように自然体で、みずからがかかげ主張してきた抱負や取りくむべき仕事の要諦について、坦々と笑顔で、時に真剣なまなざしでじっくりと語られました。何事も「はじめが肝心」ですので、私からも新村長に期待する当面のことと若干のあれこれについてを申し上げ、有意義な「はじめ」の語り合いのひとときを過ごしました。

こちらよりほぼ10年若いエネルギッシュな村長です。役場退職時の総務課長職前には議会事務局長を4年間つとめられた方でもあります。蓄積された経験を大いに活かされ「村民のくらし最優先を考える」政治姿勢を大切にされてのご奮闘を強く期待するものです。

▼NHK大河ドラマは頼朝や義経の時代を報じています。その義経の子を身ごもっていた静御前が、頼朝によってとらわれの身となった時に詠んだうたに出てくる「オダマキ」の花が田んぼ脇に咲き始めました。