昔は「南京豆」と読んだ落花生・ピーナッツ。
この豆、われら子供の頃、稀にごちそうになれるのは千葉県産などの国内産だったのでしょう。先輩の家族に千葉や南の地方に就職している方がおられて、そこから贈られてきていた水飴やサツマイモなどとあわせていただくことが時々ありました。
あれから60数年、そのピーナッツの今は、店頭に並ぶ多くの商品が中国産。国内産は値が張ってなかなか求めにくくなっています。
食の安心安全を考えれば、なるべく栽培や保存などに薬を使わない食べ物を求めるのは当然の理で、よく食べるピーナッツもそれは同じ。
ありがたいことに、このピーナッツを村でも栽培している方が増え続け、我が家も、そんな農家の方から栽培の仕方、乾燥方法を教えてもらい2年ほど前から「自家栽培の豆」をうれしくいただけるようになっています。