雪下ろしの年末年始

明けましておめでとうございます。

天に星 地に花 人に愛。今年の天地人がたどる道からも、人と自然のなかでのいつもの様子とともに、素敵なシーン、心ほこっとする場面もいくつかお伝えしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末の29日に今年の本格的雪下ろしの1回目を行い、年始は2日に再び屋根上の人となり2回目の雪下ろしでした。両日とも好天に恵まれ、屋根から臨むジュネス栗駒スキー場には、スキーやスノーボードでゲレンデを滑り下りる大勢の人々の姿が点や線のようになって眺められました

それらの日々を挟む大晦日から元旦にかけては再び猛烈な寒波が襲来。国道の温度計はマイナス10度を刻み、厳しい吹雪と寒さのなかでの年越し、年始の雪寄せとなりました。それでも、昨年の一気降り積もりの豪雪を思えば、今年はやや間隔をおいての積雪ですので今のところはずっと楽なもの。

正月4日で我が家前の積雪は1㍍をはるかに越えました。屋根の雪下ろしはすでに2回。スキー場は順調な積雪で営業。道路除雪に働くオペレーターの方々、委託の業者さんたちにとっても、まずはごく普通の冬といえるでしょう。行き交う村人のあいさつ言葉は「これが、あだりめぇ(あたりまえ)の冬だ!」です。このまま、あたりめぇの冬でいてほしいものですが、今日からはまた警報級の大雪への備えが予報されています。今後の降りようは果たしてどうなるか、寒本番はこれからですので油断はできません。

年末に千葉・館山の花卉栽培専業農家Sさんから贈っていただいた花を仏壇に供え、床の間には一年ぶりにお正月用の掛け軸を用意。ワラビとサモダシ(ナラタケ)たっぷりの納豆汁でまずはめでたく元日の朝をむかえることができました。

今日は年に一回開催と定めている村議会定例会議の招集会議日です。午後には消防団の出初式も行われます。

▼写真は、いつものように過ぎし日の夏に登った富士山頂でのご来光です。

遠出はできないでしょうが、今年はきれいな雲海の湧き出る日を選んで、久しぶりに深夜登山で昨年できなかった焼石岳山頂からのご来光を拝もうと計画しています。