雪国のくらしささえる水

水はいのちをささえる源でもあり、またあらゆる生活に欠かせぬものなので蛇口をひねる時には「そのありがたさを思え」と世間ではよく言われます。

その水、豪雪の土地ではさらに消・融・流雪など日々の暮らしをささえる除排雪用としてもやはり欠かせぬ役割を果たします。「雪消し用の水がなければ、豪雪のむらでは生きてゆけない!」といっても過言でないほどに、村のくらしでは豊富な水が必須。

今年も、その水のありがたさをひときわ感ずる雪の季節がとうとう本番入りです。村にくらしていれば積雪2~3㍍は普通で覚悟しますが、昨年のようにわずかの日数でいっきに150㌢も積もるような「えったで降り(一気降り)」がないことだけを、お天道様に願うところです。