家まわりの草むらに倒れた木がありました。その木が朽ちてきたら、それにサモダシ(ナラタケ)がきれいにカオを出しました。
それをありがたくいただき、湯を通して処理しようと容器に移した妻が「あッ、カタツムリの子っこ(子供)が、えっぺぇ(いっぱい)」と言います。
ナメクジならキノコに取り着くことがよくあるからわかりますが、こんなに小さなカタツムリがキノコに着いているということは、カタツムリもキノコが好き(食べるのが)ということのようです。
生まれてどれほど経ったのかまだこんなに小さな体です。まもなく迎える雪の季節には何かに潜り込んで冬を越すのでしょう。冬ごもりに入るまでの秋の季節、彼らの主食はもしかしたらキノコなのかもしれません。