雪解け直後でも、土が温められるとたちまちのうちに野の草たちが芽を出します。
我が家前の河川敷はこちらのお定まりの散策コース。先日、一日前にはまったく姿がなかったのに翌日には芽をだしていたのがコゴミ。写真のコゴミはまだふよふよした株で、コゴミの格付けとしてはCクラスですが、春一番の野の香りを味わうにはこれで充分です。
この山菜は生長の早いことで知られており、村人からは「一夜コゴミ」などとも呼ばれます。芽を出したと思ったらたった一夜で採り頃、食べ頃を過ぎてしまうというほどに生長が早いためそんな呼び名がついたというわけです。
そばにあるカンゾウの芽とあわせ初モノをまたいただきました。これからは、豪雪の村だからこその良質の山菜が次から次へと食卓にあがる季節です。