今年の卒業生は、小さな村の学校としてはめずらしく28名。年によっては30名をこえることもあったクラスです。今後の村では、この人数を上回る学年はなかなか出てこないでしょう。28名のみなさんは、村内4つの小学校が統合されてから20期目の卒業生ということも校長先生の式辞から知りました。みなさんへは、今年も卒業生一人一人を校長先生が描いた似顔絵が贈られました。
入学したあの幼い日から6年の歳月が経つのですから、いつの年も小学校の卒業式は子ども達が心身共に大きく成長できたことをなんとも強く感ずる日となります。
コロナ禍ですが、今年は昨年とはちがい在校生も保護者も同席での卒業式となりました。なので、卒業生がたどってきた成長の過程は、この日先輩を送る小学校1年生から5年生までの在校生のみなさんの姿そのものに重ね合わせてふりかえることもできます。長い階段をそうやって一つずつ一つずつ上り詰めての晴れの日です。凜々しき姿の28名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
保護者のみなさんにとっては、小学校6年間はもちろんのこと、我が子が生まれたときから保育園もふくめてこの間の子育て10幾年余の喜びと苦労の日々をぎゅっと詰めて思い起こす日でもあったと思われます。それほどに28名の姿はみんな立派でした。
卒業生の成長をここまでささえていただいた担任をはじめとするすべての先生方(今年の卒業生を1年から4年まで担任されていた3人の先生方も東小に在職中)、支援員の先生方、職員のみなさん、保護者のみなさんへ、それと卒業生たちの多くを保育し、園から送り出し、成長を陰で6年間見守り続けてこられたすぐとなりの保育園の先生方へもふくめて、児たちをささえご苦労された方々へ、お祝いと感謝の言葉をおくりたいと思います。ご卒業おめでとうございました。見守りささえていただいてありがとうございました。